交通事故|損害保険・弁護士特約の注意点
交通事故被害にあったら直後からご相談を~損害保険に注意・注目しましょう!
・損害保険・特約には様々なものがあり、全社が同一ではありません。特に,弁護士特約は各損保会社によって違いがありるため要注意です。それ以外の特約も非常に多くの種類があり複雑化しており内容も様々です。
・そのためご自分が加入している保険・特約を正確に知る必要があります。その上で必要に応じて,保険内容・特約の変更をお勧めします。
あすか総合法律事務所は,徹底して被害者保護の視点から,法的な観点を含め交通事故発生直後から的確な分析・アドバイスをしています。
基礎知識:保険の種類(例)
①対人賠償責任保険
被害者に対して人身損害に対する損害賠償責任を負担する場合に,その損害賠償金の支払いを補償するもの。
②自損事故保険
被保険自動車の自損事故によって生じた損害を補償する保険。
③無保険車傷害保険
加害者が対人賠償責任保険に加入していない(無保険車)事故によって十分な賠償を受けられないという場合に,その不足部分を補償する保険。
※無保険車とは,任意保険の対人賠償責任保険に加入していない,または加入しているものの免責によって保険金支払いがなされない場合や金額が低いという意味。
④対物賠償責任保険
自動車事故によって他人の物的財産に損害を与えた場合に,その賠償の支払いを補償する保険。
⑤車両保険
被保険車両が損害を被った場合に,その損害を補償する保険。
⑥人身傷害補償保険 ・搭乗者傷害保険
・契約者側の保険から契約者又は一定の者(いわゆる自分側)に支払われる保険です(通常は、相手側に対して支払われる損害賠償保険です)。
・契約車両に搭乗中の人又は特定の方が契約車両以外の車両に搭乗中の事故も対象になる・ならない、支払内容(支払限度内で発生した損害に対応して支払われる場合とあらかじめ設定された金額が支払われる場合)等の違いがあります。
※加害者等に対する損害賠償請求権と人身傷害補償保険に基づく保険金請求権との関係性については法的問題があり,弁護士への相談が望ましいと思われる事案が多くあります。
基礎知識:特約の例
示談代行特約
弁護士報酬特約
家族限定特約
人身傷害補償特約
他車運転危険担保特約
ファミリーバイク特約
車両新価保険特約代車費用担保特約
等級プロテクト特約
※非常に多くの特約があり,しかも年々増えています。
・契約時や更新時にもよく確認することは必要ですし,特に、交通事故が発生した時にはよく確認する必要があります。
・加入時,更新時や,交通事故が発生した時でさえ,保険の代理店や損保会社の担当者から正確で十分な情報提供,説明がなされない場合も相次いでおります。注意が必要です。
・虫眼鏡を使わないと読めないような小さな文字で書かれている約款には契約者に不利な条項が盛り込まれている場合もあり,十分な確認が必要です。
交通事故に遭ったら,疑問に思うことがあったら・悩んだらお気軽にあすか総合法律事務所へご相談ください。初回相談90分まで無料(弁護士特約は除く)